製氷機のレンタル・リースは厨房ベースへ
製氷機は、飲食店、ホテル、病院、スーパーなどの業務用施設で大量の氷を効率的に製造するための機械です。
製氷機とは
1日に数十kg~数百kgの高い処理能力を持っています。キューブアイス、クラッシュアイス、フレークアイス、チップアイスなど用途に応じた氷を作成します。長時間連続稼働できる設計で、常に安定した氷の供給が可能で業務環境に耐えられる高い耐久性と衛生基準をクリアした構造となっているのが特徴です。
据え置き型やアンダーカウンター型・卓上型など様々なタイプがあり用途に応じて選択することができます。業務用で使われている製氷機はさまざまな利用シーンがみられます。
飲食店・バー | ドリンク用、調理用の氷 |
ホテル・旅館 | 客室・セルフサービス用 |
魚市場・スーパー | 鮮魚・精肉の冷却保存用 |
医療・研究機関 | 試料保存や冷却処理 |
製氷機の種類
製氷機はさまざまな分類によって種類分けすることができます。
氷の形状による分類
キューブアイス | 四角く硬い氷。溶けにくく見た目もきれいであるため、主にバーやレストランなどのドリンクなどで使用されます。 |
チップアイス | 小さで不規則な形が特徴です。製氷スピードが早く使いやすく、飲食店のドリンクバーや製菓用に使用されています。 |
フレークアイス | 薄くて細かい氷で柔らかくて包みやすいといった特徴があります。鮮魚・精肉の保存だけでなく病院や研究施設でも活躍します。 |
クラッシュアイス | キューブ氷を砕いたもので冷却効果が高いことが特徴です。カクテルや冷却用として使用されています。 |
スライスアイス | 円盤状に薄くスライスされた氷はあまり一般的ではないため、研究や一部の加工業で特殊な用途として需要があります。 |
冷却方式による分類
空冷式 | 空気で熱を逃がすタイプの製氷機です。設置が簡単で省エネではありますが、周囲の温度に影響されやすいといったデメリットもあります。 |
水冷式 | 水で熱を逃がすタイプは空冷式とは逆に周囲温度に強い反面、水道代が高くなりがちです。 |
リモートコンデンサー式 | 冷却装置を別の場所に設置することで店内が静かになり熱がこもりにくいメリットがあります。工事が必要となります。 |
設置形態による分類
据え置き型 | 床置きタイプで製氷量が多いです。中~大型の店舗やホテルで採用されています。 |
アンダーカウンター型 | カウンター下に収まるタイプなので小さめの飲食店でも楽に設置できます。主にバーや狭い厨房で使用されています。 |
卓上型 | コンパクトで移動が可能です。臨時イベントやキッチンカーで活躍します。 |
分離型(分割型) | 製氷部とストッカー部が分かれているタイプです。ストッカー容量が柔軟に調整可能です。 |
製氷機の主なブランド
業務用製氷機で信頼されている代表的なブランドを紹介します。これらは日本国内・海外の飲食業界や医療現場などで広く使用されています。
ホシザキ(HOSHIZAKI)
https://www.hoshizaki.co.jp/p/ice-engine
フクシマガリレイ(旧福島工業)
https://www.galilei.co.jp/products/?daibunrui_id=3
大和冷機工業
https://www.drk.co.jp/product/ice-maker
パナソニック(旧サンヨー)
https://panasonic.biz/appliance/cold_chain/icemaker
製氷機の選び方
製氷機を選ぶときは、「どれだけの氷が、どんな形で、どんな環境で必要か?」を明確にすることが重要です。
必要な「氷の種類」を決める
用途に応じて最適な氷の形が異なります。
1日あたりの製氷量で選ぶ
「1日何kgの氷が必要か?」を基準にします。
小規模店舗(10~20席) | 約30~50kg/日 |
中規模店舗(20~40席) | 約60~100kg/日 |
大規模店舗・ホテル | 100kg以上/日 |
設置スペースと形状を確認する
スペースやレイアウトに応じて、タイプから選びます。
冷却方式を選ぶ
厨房環境やランニングコストに関わる要素です。
ストッカー容量(氷の貯蔵量)
「すぐ使う分だけ」でなく、「ピーク時に備える分」も考えて容量を選びましょう。
掃除やメンテナンスのしやすさ
氷は「衛生管理が大切です。ドアやパネルが外せて掃除しやすい構造かどうかも重要です。
メーカーとアフターサポート
故障時の対応スピードや、部品の入手しやすさも選定基準になります。
製氷機のレンタルは厨房ベースへ
製氷機の導入を検討する際、レンタルやリースはどちらも初期費用を抑えられる手段として有力です。レンタルやリースは気軽に採用することができ、メンテナンス込みとなっている場合が多いため試験導入としても最適です。
また長期契約ですることでコストを分散させることも可能であるため飲食業経営に向いているといえる選択肢です。厨房ベースは、各メーカーの製氷機が揃っています。飲食店開業時の製氷機にお悩みの際は、飲食店に特化した厨房機器を取り扱う厨房ベースへご相談ください。
IM-95TM-1 ホシザキ キューブアイス アンダーカウンタータイプ

壁面に隙間なくピッタリ設置でき、天板を調理スペースとして使用可能。マイコン制御だから室温や水温の変化に左右されることなく、1年中安定して氷を提供します。運転中に突然、停電や断水に襲われても大丈夫。ふたたび通電、給水した時、運転中どの段階で機械が停止しても自動的に継続運転をします。
SIM-CD125C パナソニック チップアイスディスペンサー

毎日のお手入れ・清掃も簡単。使いやすさがさらにアップしました。前面カバーがワンタッチで脱着でき、氷出口の清掃が簡単に。2Lピッチャーなど大容量容器にも対応しています。用途に合わせて「氷のみ」「氷と水」「水のみ」を選択可能、S-cuboと接続することで定期交換部品の交換時期をお知らせすることも可能です。
まとめ
飲食店開業時に製氷機を検討する際、レンタル・リースに強い業者を利用すると、初期費用を大幅に抑えつつ、必要な機器を一通り揃えることができます。信頼性が高く実績のある業者を選択することは飲食店の開業において非常に頼りになります。製氷機に対しては、メーカー保証+延長保証で合計最大2年保証付きのプランを提供しており、安心して利用することができるでしょう。
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