利益に繋がる居酒屋の厨房レイアウトのコツや機器の導入方法
居酒屋の経営を安定させるためには、料理の質や立地、宣伝なども大切ですがそれだけでなく厨房のレイアウトも重要です。
厨房のレイアウトが悪いと作業効率が悪くなり、提供までに時間がかかってしまいます。
従業員のモチベーションも下がり、質のいい料理を提供できなくなってしまうという弊害もあります。
利益の出る居酒屋の厨房レイアウトにするにはどんな点に注目すればいいのかを見ていきましょう。
利益に繋がる居酒屋の厨房レイアウトのコツ
居酒屋の厨房レイアウトを考える際にはさまざまな点を意識しなければなりません。
その中でもとくに重要な動線、清掃、事故や怪我のリスク回避について解説します。
動線がスムーズ
まずは動線がスムーズであることが大切です。
オーダーを聞いてから食材を取り出し、調理し、提供するまで、そして下げられた食器を洗って食器棚にしまうまで、無駄な往復がないか、従業員同士が邪魔にならないかなどをよく考えましょう。
実際に動いてシミュレーションすることも大切です。
日々の清掃をしやすい
飲食店厨房は衛生管理が大切です。
毎日の清掃がしやすいかどうかも意識してください。
ものをどかさなくていい、場所によって清掃アイテムを使い分けなくていいなど、楽にしっかり掃除できるレイアウトを考えましょう。
つまづく心配がない
厨房機器のサイズがあっていなかったり配置に乱れがあると、思わぬところでつまづいてしまう可能性があります。
包丁や火を使う厨房ではちょっと転んだだけで大怪我や大事故につながります。
もちろん料理の提供にも遅れが出てしまうので、スムーズに移動できるように障害のないレイアウトを考えてください。
居酒屋の厨房に見られる型とは
厨房のレイアウトにはさまざまな型があります。
居酒屋の厨房レイアウトにおすすめの型を2つ紹介します。
狭いスペースの場合は直線型
従業員が一人から二人程度の狭い厨房によくあるタイプです。
調理場、シンク、食器棚などがすべて一列になっています。
流れ作業がしやすいですが、厨房の人数が多くなると動きが悪くなってしまいます。
従業員の動きが少なくて済むL型
L型の配置にすると調理から提供、または下げてからの洗い物が最小限の動きで可能になります。
厨房のスペースをやや広めに確保できる場合は、作業効率を考えるとこのL型がおすすめです。
居酒屋で使う厨房機器の導入方法
居酒屋の厨房機器の導入方法は主に購入とリースがあります。
リースは新品を分割で購入できるので初期費用を抑えたい方におすすめですが、その分手数料など無駄な支払いが増えます。
新品を購入する予算がない場合に役立つのが中古の厨房機器です。
新品同様のもの、あまり使われていないものなど、状態のいいものも中古市場にはたくさん出回っているのでチェックしてみてください。
購入時には状態やサイズ、メーカーなどをチェックするだけでなく、中古の厨房機器販売業者のアフターサービスや保証期間なども確認しましょう。
利益の出る居酒屋厨房レイアウトを考えよう
居酒屋の厨房レイアウトについて解説しました。
厨房のレイアウトによって、料理のしやすさや提供時間などに大きな違いが生まれます。
より早く、よりスムーズに調理できる厨房にすれば利益を出しやすくなります。
今後長く居酒屋経営を続けるためにも、紹介したようなポイントを押さえて最適なレイアウトをしっかり考えてみてください。
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