飲食店を開業するにあたって、揃えなければならないものはたくさんあります。

物件を取得し内装工事などの開店準備を進めつつ、必要な厨房用備品も揃えていきましょう。

飲食店の厨房や料理の提供に欠かせない備品を紹介しますので、開店までに用意できるようにしてください。

飲食店厨房の備品リスト

飲食店厨房の備品の中でも必要最低限揃えておきたいものを紹介します。

何を提供する飲食店かによって必要なものは微妙に違いますので、このリストの他にも必要なものがないか考えてみてください。

厨房機器

厨房には厨房機器が欠かせません。

ガスレンジ、冷蔵庫、冷凍庫、製氷機、食器棚、調理台、シンクなど、揃えるべきものはたくさんあります。

飲食店開業の申請をする際には保健所で定められたサイズのシンク、食器棚が必要です。

フライパン、鍋、ボウルなどの調理器具も過不足のないように揃えてください。

店内設備

店内設備として、ゴミ袋や清掃用具、エアコン、空気清浄機、電話、インターネット設備なども用意する必要があります。

厨房で使うものと客席で使うものは分けておくと衛生面も安心です。

その他の店内設備として看板、ポスター、照明器具、テーブルや椅子なども揃えましょう。

消耗品

調理に使うペーパータオル、保存袋、虫よけ用品、使い捨てのビニール手袋、エプロン、割りばしなどが必要です。

水切りネット、洗剤、除菌用品など清掃に必要な消耗品もたくさんあります。

文房具、会計用の伝票なども揃えておきましょう。

飲食店厨房の備品にかかる費用目安

飲食店の厨房の備品を揃えるために必要な費用の目安を解説します。

揃えるもののグレードによって費用は大きく変動しますので、あらかじめ上限を定めておくことをおすすめします。

厨房機器は100～250万円

厨房機器は100万円から250万円程度で揃えられるケースが多いです。

すべて新品の最新機器を揃えるとより高額になってしまいます。

中古品やリースなどを利用すれば初期費用を抑えられますので、そちらにも目を向けてみましょう。

備品は20～50万円

備品は20万円から50万円程度で揃えるケースが多いです。

安く揃えたいところですが、品質の悪いものを購入すると使い勝手が悪かったり、お客様にいい印象を抱かれなかったりします。

業務用品店で揃える、コスパのいい備品を揃えるなどの工夫をしましょう。

飲食店厨房の備品を購入する方法

飲食店厨房に必要な備品はすべてそろえると高額です。

効率的に揃えるにはどのような場所で購入すればいいのかをチェックしてみましょう。

業務用品店で安く抑える

食器や調理器具などは業務用品店で選ぶと、選択肢も豊富でまとめて安く揃えられます。

業務用の大き目のものが必要な場合にも業務用品店をチェックしてください。

ネット通販でも購入できますが、サイズや質感、口コミをよく確認して失敗しないように注意しましょう。

厨房機器は中古品もおすすめ

厨房機器は新品を購入すると高額ですが、中古品で初期費用を抑えるという方法もあります。

中古品の中でもまだ新しいもの、保証がしっかりあるもの、メンテナンスがきちんと済んでいるものなら問題なく使えます。

飲食店に必要な厨房用備品のリストを作ろう

飲食店に必要な厨房用備品を紹介しました。

高額な厨房機器から数百円の消耗品まで、揃えなければならないものはたくさんあります。

開店時に足りないということがないように、しっかり準備を進めていきましょう。