厨房機器の通信販売って本当に大丈夫?注意点まとめ
通信販売で厨房機器を購入する際のメリットやデメリット、注意点をまとめました。
通信販売とは
近年のインターネット端末の普及にともない、通信販売といえば、ウェブサイトによるものを指すこともあり、インターネットや電話、郵便などを使って商品やサービスを購入することを指します。厨房機器の通信販売では、オンラインショップや電話注文などを通じて、厨房機器を購入することができます。
厨房機器とは
厨房機器とは、主に飲食店の厨房で使用されるさまざまな電気製品や機器のことです。冷蔵庫や電子レンジ、オーブン、コンロ、フードプロセッサー、洗浄機などが含まれます。飲食店のジャンルによって他にも特別な厨房機器が必要となる場合もあります。これらは、料理や調理を効率的に行うために使用され、家庭用のものから、プロフェッショナル用のものまでさままなタイプがあります。
通信販売と実店舗の違い
同じ商品を購入する場合に、通信販売と実店舗での購入にどのようなちがいがあるのかを見ていきたいと思います。
時間
通信販売では、実店舗にあるような営業時間に縛られることがありません。実店舗にはあらかじめ決められた営業時間があり、その中でスタッフが勤務をしています。その時間内に商品を売り。売り上げをあげなくてはいけません。一方、通信販売では購入する側にそれらの決定権があり、自由な時間に購入することができるようになっています。
場所
購入したいものが売っている実店舗が近くにない、店舗にいく時間がとれない、といった問題も通信販売ではクリアとなります。いつでもどこでも買い物が可能であるという点があります。
スタッフとのコミュニケーション
実店舗での接客と通信販売による対応には大きな違いがあります。
コスト
実店舗の場合にはそこで勤務するスタッフの賃金や店舗の賃料、維持費などさまざまなコストがかかってきます。通信販売の場合では、サーバーの利用料、サイト構築のための経費などがかかってきます。
通信販売と実店舗にはそれぞれに違いがあり、どちらにもいい面があります。それは厨房機器にも同様のことがいえるでしょう。
厨房機器を通信販売で購入するメリット・デメリット
それでは、厨房機器を通信販売で購入する際のメリットとデメリットをみていきます。
メリット
時間と場所に左右されない
店舗が営業している時間内に足を運ぶ必要がありません。もしかすると、一度では決めることができずに何度も店舗に通う必要があるかもしれない場合、店舗の場所が遠かったりすると、それは時間の節約にもつながります。
簡単に比較することができる
インターネットを使用した通信販売の場合は特に、商品の選択肢が豊富であることで、他の機器や他店で販売されている同じ機器の価格になどについて簡単に比較検討ができます。よりよいものを自身で選ぶことができるのです。
スタッフに左右されない
店舗での購入の際には、わからない点についてスタッフに確認をすることができます。ところが、スタッフが1~10までを説明してくれるわけではありません。通信販売では、商品についての説明が詳しく書かれています。自身の情報と知識をしっかりもっていることで、判別ができます。また商品を購入する際に店舗でのやり取りが面倒だという場合には通信販売がおすすめといえます。
決済方法
通信販売では、クレジットカードやデビットカードなどさまざまな決済方法が用意されています。
デメリット
実物をみることができない
実物を現場で確認することができないといった点では大きなデメリットといえます機器が到着してからなにか違うといったミスが発生することも少なくありません。返品するにも手間と時間がかかることが考えられます。
納品までの時間
在庫がない場合には、納品まで時間がかかることが予想されます。厨房機器などは特に頻繁に売れるものではないということもあり、もともとの数量や在庫を用意がないこともあります。店舗などで購入の際にはそれらを含めて準備してくれるため、納期にかんする不安要素は減るでしょう。
設置場所の確認
通信販売で厨房機器を購入する場合には、商品の詳細やサイズ、それらを設置する場所、使い方などをよく確認してから購入するようにする必要があります。また商品を搬入する際に通るところ、入り口や通路なども測っておかなくてはいけません。無事に届いたが、設置する場所までの搬入ができなかったということはよくある話です。
設置
厨房機器の設置には、特別な作業が必要となる場合があります。特にガスや水道などは、しっかりと設置できていないと後々のトラブルにつながることがあり、大事故につながることも考えられます。専門的な知識がある業者などに依頼する方が安心といえます。
決済方法
商品を購入する際は、個人情報を入力することとなるので、個人情報の保護には十分に注意する必要があります。
厨房機器を通信販売って本当に大丈夫?注意点
通信販売では、さまざまなものを比較検討して購入することが可能です。また新品だけでなく、中古品を扱っていることもあるためそれらを購入することで費用を抑えることが可能となります。しかし、配達はしてくれたものの搬入はしてくれなかったといった場合や自身での設置が難しく時間を費やしてしまったということもあるようです。そこで厨房機器を通信販売で購入する際の注意点を確認する必要があります。
価格だけで決めない
通信販売ではさまざまなコストがカットされているため、商品自体が格安で購入できる場合があります。しかし価格だけで購入を決めてしまうことは危険です。新品か中古品かをはっきりと明記していない悪徳な販売店もあり、それらは実物が届くまでわからないという場合もあります。商品説明に不備がある場合やガスの規格や仕様に合わないといったこともあります。詳細にしっかりと、目を通すことを怠ってはいけません。
信頼できるサイトを見極める
実店舗がある上でのインターネットのサイトがあるところやサイズや仕様、機能について細かく記載されている、設置した際のイメージ写真などの掲載があるサイトなどを選びましょう。逆に日本語に違和感があったり、商品説明が簡素なものであるページなどは注意したほうがいいかもしれません。更に、保証やアフターサービスなどの窓口がありること、購入後もしっかりと対応してもらえるサービスがあるのかなども注目するべきポイントといえます。
まとめ
近年は厨房機器をインターネットによる通信販売でも購入が可能となっており、価格の安さから利用する人も多くみられます。しかし、厨房機器は、飲食店にとって毎日使うものであり、一番の要となります。それらの実物をみることなく購入することには多くのリスクがあることを覚えておく必要があります。
それらのリスクを回避するためにも、プロに任せるのが一番といえます。内装工事業者などでは、設置する現場を確認、そこに合う厨房機器の提案、設置、アフターケアまでトータルで請け負ってくれるところもあります。購入前に実物を確認して、仕様や使い方などをあらかじめ説明してくれるでしょう。
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