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厨房設備の適切な買い替えタイミングとは

まだ使える厨房設備、いつ買い替えたらいいのかわからない?タイミングを知っておきましょう。
 

厨房設備は買い替えが必要?

飲食店などで活躍する冷蔵庫や冷凍庫、製氷機やコンベクションオーブンなどの厨房設備は、家庭用の家電とは違い大きく耐久性にも優れており、費用も高いものが多くみられます。耐久性に優れているとはいえ、長く使用していると部分的に不具合が生じてきて故障の可能性も高まります。

日頃からメンテナンスをおこなっていたとしても経年劣化を避けることはできません。ある日突然稼働しなくなってしまった、ということになれば営業そのものに影響を及ぼします。

そのため、同じ厨房設備を使い続けることは難しく、どこかで買い替えをおこなう必要があるのです。
 

厨房設備の減価償却と耐用年数と耐久年数

厨房設備の耐用年数はどれくらいなのでしょうか?実は減価償却との関係である程度の年数が決められているのです。その関係をみていきましょう。

減価償却

減価償却とは、資産は時間が経つにつれてその価値が減っていくという考え方です。厨房機器は高価なものが多いため、減価償却して少しずつ購入代金を経費としていくことで、毎年の利益が正確に表されるようになるという、経理上の問題を生じさせないための仕組みなのです。この仕組みがあることによって、事業用に高価な資産を購入した場合でも、それにかかった費用を一括で経費に計上することができません。

耐用年数

上記の減価償却の対象となる厨房設備などは品目ごとに法定耐用年数が決められています。厨房設備の耐用年数はおよそ8年前後が目安とされていますが、これは耐用年数=寿命ということではなく、経済的な価値を表すものであり機器自体が壊れるというわけではありませんが、故障や性能の低下がみられる可能性は否定できません。ただしあくまでも税制上で設定された数字なので、それを過ぎたからといって特に違反をしているということになるわけではないのです。

  • ●シンクや流し台:5年
  • ●業務用冷蔵庫やコールドテーブル:6年
  • ●金属製テーブル:15年
  • ●ガスレンジ、フライヤーなど:8年

一部ですが、このように厨房機器ひとつひとつに耐用年数があります。

耐久年数

耐久年数とはその厨房機器を問題なく使える期間のことを指し、いわゆる製品の寿命ということになります。これは製品の耐久テストなどで計られる指標であり、メーカーによっても変わってきます。製品の仕様書などで確認、またはメーカーに問い合わせをすることをおすすめします。

それでは、どのようなタイミングで厨房設備は買い替えるのが適切といえるのでしょうか。
 

厨房機器の適切な買い替えタイミングとは

業務用厨房設備の買い替えのタイミングにはいくつかの要素があると考えられます。

耐用年数を目安にする

買い替えのために現在使用している厨房機器売却しようと考えた場合に、古過ぎる厨房機器は売却時不利になることもあります。厨房機器の製造年が10年前の場合、問題なく厨房機器は稼働することがわかっていても買い取ってもらえない場合があるのです。

耐用年数を目安に買い替えをおこなうことで、厨房機器を高く売却できるタイミングで新たに買い替えることができれば、買い替えを行う際のコストも抑えられます。

現状順調な稼働の厨房機器を売却し、そこで得た資金を新しい厨房機器購入にまわすことができるからです。

不具合が生じている

長く使用することで起こる経年劣化による目立つ不具合や故障などはまったなしで買い替えのタイミングといえます。

故障したらメンテナンスや修理に出すことも選択肢の一つといえますが、厨房機器によっては急には部品が揃わないことがあります。その場合には結果的に買い替えをすることになります。

厨房設備の稼働が困難な状態になってしまうと営業に支障をきたしてしまいます。そのような事態を避けるためにも日頃からメンテナンスをしっかりおこない、小さな不具合を見逃さないようにする必要があります。

店舗の拡大や変更を考えている

店舗を拡大するのであれば、それに見合った大きな厨房機器が必要となり、逆に縮小するのであれば、コスト削減のために小規模な厨房機器が必要です。

また別エリアに新店舗を構える場合には、今までよりも効率良く事業展開を行っていくために、最新の厨房機器を必要とする場合もあるかもしれません。

今までよりもメニューを充実させようとした場合も同様に、それに見合った厨房機器や必要な厨房機器を用意することになるでしょう。このように店舗の拡大や事業内容の変更などは厨房機器を買い替える最適なタイミングともいえます。

これらの要素を総合的に判断したうえで、厨房設備の現在の状態や予算などを考慮して、必要に合わせてタイミングを見計らうといいでしょう。

どのタイミングが一番最適なのかは、それぞれ違うということになります。
 

まとめ

厨房設備はそれぞれに決して安いものではないため、買い替えは費用がかかります。しかし適切な時期に定期的な買い替えをすることで、まずは故障の不安が軽減されます。

また基本的に厨房機器は長く使用すればするほど消費電力が大きくなるといった傾向がありますが、買い替えによって電気代コストを下げることができ、経費削減につながるかもしれません。

そして新しい厨房設備によってパフォーマンスがあがり、売り上げがあがる可能性もあります。飲食店では欠かすことのできない厨房設備には、投資をしっかりとおこなう必要があります。

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