焼肉屋を開業する際はさまざまな厨房機器を揃える必要があります。
安全に快適に厨房で作業するために、そして衛生環境を守るために必要な厨房機器やその他のアイテムを確認しましょう。
焼肉屋の開業には1500万円以上の初期費用が必要とされていますが、費用を少しでも抑えるコツも紹介します。

焼肉屋のオープンで必要な厨房機器とは？

焼肉屋をオープンするためには保健所の検査に合格しなければなりません。
そのために必要な厨房機器と、焼肉屋に必要な厨房機器をそれぞれ見てみましょう。

食器棚、シンク

飲食店を開業するためには保健所が定めた条件をクリアする必要があります。
その条件の中に、扉つきの食器棚、一定サイズ以上のシンクの設置があります。
どんな飲食店であってもこの二つの厨房機器がなければ開業できません。

冷蔵庫

食材を保存するための業務用冷蔵庫は必須です。
業務用冷蔵庫は温度を一定に保ちやすい、大容量といったメリットがあり、肉類や野菜などを安全に保存するために欠かせません。
食材をどれくらいストックする必要があるかよく考え、厨房の面積にも合うサイズの冷蔵庫を選びましょう。

ガスレンジ

厨房で調理する際にガスレンジも必要です。
ガスコンロで調理をしつつ、下のオーブンで別の調理も可能です。
口数が多ければ一度にできる料理も増え、作業効率化につながります。

厨房機器以外に必要なもの

焼肉屋の開業には厨房機器以外にもさまざまなアイテムを揃えなければなりません。
その一例を紹介します。

食器

焼肉に適した食器が複数必要です。
取り皿だけでなくタレや薬味を入れるための小皿、トング、箸、スプーンなども欠かせません。
肉を乗せる皿だけでなくデザートを乗せる皿なども用意しておきましょう。

骨すき包丁

焼肉屋の厨房では肉を調理することが多いです。
骨までしっかり切れる骨すき包丁も必須アイテムです。
毎日使うものですので、切れ味が悪くならないクオリティの高い包丁を用意しましょう。

テーブル用コンロ

各テーブルで肉を焼くタイプの焼肉屋ならテーブル用のコンロも必要です。
テーブルのサイズに合う、使いやすい、よく火が通るものを選んでください。
すぐに取り換えられるよう網も複数枚用意しなければなりません。

オープン時の初期費用を抑えるコツ

焼肉屋の開業には膨大な初期費用がかかります。
初期費用を抑えるためには厨房機器にかかる費用に着目することが大切です。
中古の厨房機器なら新品の半額程度で購入できるものもあります。
比較的新しくメンテナンスがしっかりされているものを選べば中古でも長く使い続けられます。
新品がいい場合はリースを利用するのもおすすめです。
月額に分割して費用を支払うので、初期費用を各段に抑えられます。その分手数料が高く、廃業したとしても分割料金は払い続けなければならないので注意してください。

焼肉屋の開業に必要な厨房機器を揃えよう

焼肉屋の開業に必要な厨房機器やその他のアイテムを紹介しました。
今回紹介したアイテムはごく一部で、焼肉屋の開業には他にもさまざまな厨房機器、アイテムが必要です。
すべて揃えると厨房機器における費用だけでも莫大な金額になってしまいます。
焼肉屋開業の初期費用を抑えるためには、中古の厨房機器を購入する、リースを利用するという方法もありますので、ぜひ検討してみてください。